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![]() | Sense & Sensibility (2008) (2pc) (Ws Sub) [DVD] [Import] (2008/04/08) Dominic CooperCharity Wakefield 商品詳細を見る |
以前ケーブルテレビで放送していた「分別と多感」(原題:Sense and Sensibility)をようやく見ました。放送されていたのはリンクにも貼った2008年にBBCで制作されたものです。1話1時間で3話完結のものを1回で放送されていたので、全部で約3時間です。1話ずつ見ようかと思いましたが、途中でやめられず、結局一度に見てしまいました。
ダッシュウッド家の主人は、先妻の子ジョンに一切を相続させる、しかし後妻とその娘たちの面倒を頼むと遺言を残し、この世を去ります。しかし、ジョンは妻ファニーに言われるがまま、後妻のダッシュウッド夫人とその娘たち(エレノア、マリアンヌ、マーガレット)が住んでいた家に越してきてダッシュウッド夫人たちは屋敷に居づらくなり、バートンコテージへと引っ越します。その前後でエドワード、ブランドン大佐、ウィロビーと出会い、分別を重んじる長女エレノアと感情を重視するマーガレットがそれぞれ恋愛をします。
今細切れに読んでいる「音読して楽しむ名作英文―美しい表現を声に出して英語のセンスを磨こう」に原作の一節が載っているのですが、それを読んでまずは録りためていたドラマを見ようと思ってみたのですが、とてもおもしろかったです。何が起こるという話ではないのですが、それぞれの登場人物の心の動きやすれ違いなんかが見ていてとてもわくわくします。とても登場人物が多いお話なので、ドラマで人間関係を頭に入れてから原作を読んだ方がわかりやすいかもしれません。途中でちょっとエドワードってどうなの?そんな一途に思うような人だろうかと思ったりもしたのですが、ある程度筋は通っているのかなぁ。うぅむ。今の基準で考えてはいけないのかもしれません。主人公のエレノアはもちろん魅力的だったのですが、ちょこちょこと出てくるマーガレットもかわいかったです。
Sense and Sensibility は「いつか晴れた日に [DVD]」という映画にもなっているので、こちらも見てみたいです。原書もいずれ読む予定です。かなり丁寧に書いてありそうなので読み応えがありそうですが、どれだけ味わえるか楽しみです。
- 2008-12/11 14:51
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