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![]() | 観覧車 (祥伝社文庫) (2005/06) 柴田 よしき 商品詳細を見る |
下澤唯は32歳。夫の貴之が失踪して3年、夫は必ず戻ってくると信じ、夫の仕事だった探偵事務所を引き継いでいる。依頼される案件をこなしながら、夫の影を追っていく7年を描いた連作集。
こちらも読んでからだいぶ時間がたってしまったので、感想はうろ覚えです…。個別の案件ごとに一つのお話になっているのですが、だんだん夫を追っていくところがわかるようになっています。ただ、この本だけでは完結しないんですよね…。その点で、ちょっと消化不良というか、もやもやした気持ちが後に残ります。1冊で完結してくれるとすっきりしたんじゃないかなぁ。続編は回転木馬です。文庫になるまでまだしばらくかかりそうなので、図書館に行く機会があれば読んでみるか、文庫で出るのを待ちたいと思います。
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- 2008-10/25 18:21
category:読了(日本語)- comment:0
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