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![]() | ふしぎな木の実の料理法―こそあどの森の物語 (こそあどの森の物語) (1994/12) 岡田 淳 商品詳細を見る |
こそあどの森の物語のシリーズ1作目。人と関わるのが苦手なスキッパーのもとへ、南の島に行った学者のバーバさんからふしぎな木の実が届きました。その見たことのない木の実の料理法が手紙に書かれていたのですが、手紙の一部がぬれてしまい、字がにじんで読めなくなっていました。困ったスキッパーは、意を決して料理が得意なトマトさんのところへ向かいます。
ずっと以前に買ってあったのですが、ようやく読んでみました。もっとはやくに読めばよかったです。スキッパーの家やトマトさんたちが住んでいる家などが、どんな風な家なのか挿し絵で詳しく説明されているので、情景を思い浮かべやすいです。スキッパーの気持ちの移り変わりもとても丁寧に描かれていますし、全体的にほのぼのとしていて、読み終わると気持ちがあたたかくなるようなお話でした。
シリーズは9冊目まで出ているようです。シリーズの一覧はこそあどの森へようこそ(理論社 HP)にありますのでどうぞ。大事に読んでいきたいシリーズになりそうです。
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- 2008-09/19 16:05
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