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古書店アゼリアの死体 / 若竹七海
古書店アゼリアの死体 (光文社文庫)古書店アゼリアの死体 (光文社文庫)
(2003/09)
若竹 七海

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勤め先の編集プロダクションが倒産し、憂さ晴らしにとホテルに泊まれば火災に遭遇し、カウンセラーに相談すれば新興宗教に勧誘され…とさんざんな出来事が続き、葉崎の海に「バカヤロー」と叫びにやってきたら、死体が打ち上がってきた。事情聴取のために葉崎にとどまらなければならなくなった真琴は、古書店アゼリアを見つけ、なぜか店主紅子からロマンス小説に関するテストをされ、アゼリアの店番を引き受けることになる。葉崎市を巡るミステリー。

ロマンス小説がたくさん出てくるというので興味を持って読んでみました。あとから知ったのですが、葉崎市が舞台のシリーズになっているようで、この本は2作目なのだそうです。といっても、ゆるい繋がりのようで前作を知らなくても特に支障なく楽しめました。きっと1作目から読んでいる人には楽しめるポイントがもっとたくさんあるのでしょうけど。400p超でなかなかの長編ですが、テンポよく話が進むのでさくさくと読めました。最後にどんでん返しというか、えーっと思えるエピソードが出てきて怖かったです。コージーミステリーってもっとほのぼのした感じで終わるんだと思っていたので、意外でした。他の作家のコージーミステリーの本も読んでみて、このジャンルってどんな感じなのかを知りたくなりました。ロマンス小説に関しては巻末に解説がつくほどの充実ぶりで、読んだことはありませんがタイトルや作者名は知っているというものがちらほらありました。これから洋書でロマンス小説を読もうと計画中なので、いいインデックスになりそうです(笑)

葉崎市が舞台となっているシリーズは以下のとおりです。

All Aboutの若竹さんの<葉崎市>シリーズという紹介記事を参考にしました。出版社が多岐にわたっているので、純粋なシリーズは光文社のシリーズなのでしょうか?若竹さんの本をまとめて読んでみると、何か発見があるのかもしれません。

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関連タグ:ミステリー 若竹七海 
空飛ぶ馬 / 北村薫
空飛ぶ馬 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)空飛ぶ馬 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)
(1994/03)
北村 薫

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女子大生の「私」は教授の紹介で落語家の円紫師匠と出会った。身近な謎を二人で解くミステリー。

殺人の起こらないミステリーを探していて出会った本です。女子大生の「私」は落語に造詣が深く、読書も大好き。二人の友達もそれぞれ個性があって魅力的です。一方円紫師匠は観察眼、洞察力ともに鋭く、しかし芸も所作も柔らかで穏やか。落語にまつわる話もたくさん出てきて、昨年のNHKドラマ「ちりとてちん」で落語に少し親しみをもった私には、落語をもっと知ったらより楽しめそうかな、と思いました。この本には5つの話が収められていますが、印象に残ったのは「砂糖合戦」かな。喫茶店での他の客のふとした動作に気付いたのがきっかけのお話。人の怒りや恨み、歪みといったものが出てきて、ちょっぴり苦い思いを感じたりもするのですが、その分印象深いです。タイトルの「空飛ぶ馬」は一転してかわいらしいお話。これが最後にあることで、読後感もとても爽やかでした。

シリーズは以下のように続きます。

関連タグ:ミステリー 北村薫 
月曜日の水玉模様 / 加納朋子
月曜日の水玉模様 (集英社文庫)月曜日の水玉模様 (集英社文庫)
(2001/10)
加納 朋子

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OLの陶子は毎朝満員の小田急線に乗って通勤している。いつもの席に座っているサラリーマンのネクタイは曜日ごとに変わっているが、ある日前日と同じネクタイをしていた。なぜ?これをきっかけに知り合った萩広海と日常の謎を解く連作短編集。

加納さんの殺人の起こらないミステリー。会社が舞台となるミステリーなので、おもに学校が舞台だった魔法飛行など駒子シリーズとはちょっと雰囲気が違います。どちらかというと、私はこちらの話の方が好みです。観察眼の鋭い陶子と記憶力の高い広海のコンビがなかなかおもしろいです。なかなか人の顔を覚えられない私には、広海の記憶力に驚愕です。シリーズになればいいのになーと思っていたら、レインレイン・ボウ (集英社文庫)にも陶子が出てくるそうです。もう文庫になっているんですねー。今度買おう。

全然気付かなかったんですが、もみじの本屋さんの記事を読んだら、タイトルにも謎があるとのこと。文庫のタイトルをよーく見たら、ようやくわかりました!そういえば、読んでいる最中にもちょっと疑問に思ったんだよなーということを今になって思い出しました。こんなところに遊び心があるとは。

関連タグ:ミステリー 加納朋子 
イニシエーション・ラブ / 乾くるみ
イニシエーション・ラブ (文春文庫 い 66-1)イニシエーション・ラブ (文春文庫 い 66-1)
(2007/04)
乾 くるみ

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鈴木夕樹は大学の友人に誘われた合コンでマユと出会い、恋に落ちた。それはごく普通のカップルのようだったが…。

恋愛小説のようで、実はミステリ、という触れ込みの本。読んだ人の感想が賛否両論、くっきり分かれていたので面白そうだと思い、読んでみることにしました。最後の最後に驚きの仕掛けが明かされるということだったので、途中はかなりどうでもよくなってきていたのを我慢して読み続けました。読み終わった感想としては、えっ、どういうこと!?とかなり驚きはしたものの、再読してもう一度味わおうとまでは思えませんでした。すっきりと仕掛けがわからなかったので、結局ネタばれサイトを探して熟読し、ようやくそこですっきりとしました。ただ、読み終わった後に、ほかの読んだ人と感想をいろいろ言いたくなる本ですね。読み終わってどう思った?と聞きたいがために他の人に貸したくなりました(笑)

関連タグ:ミステリー 乾くるみ 
観覧車 / 柴田よしき
観覧車 (祥伝社文庫)観覧車 (祥伝社文庫)
(2005/06)
柴田 よしき

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下澤唯は32歳。夫の貴之が失踪して3年、夫は必ず戻ってくると信じ、夫の仕事だった探偵事務所を引き継いでいる。依頼される案件をこなしながら、夫の影を追っていく7年を描いた連作集。

こちらも読んでからだいぶ時間がたってしまったので、感想はうろ覚えです…。個別の案件ごとに一つのお話になっているのですが、だんだん夫を追っていくところがわかるようになっています。ただ、この本だけでは完結しないんですよね…。その点で、ちょっと消化不良というか、もやもやした気持ちが後に残ります。1冊で完結してくれるとすっきりしたんじゃないかなぁ。続編は回転木馬です。文庫になるまでまだしばらくかかりそうなので、図書館に行く機会があれば読んでみるか、文庫で出るのを待ちたいと思います。

関連タグ:ミステリー 柴田よしき 

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